Softbankは非PCユーザにどうやってYahoo!コンテンツを訴求するのか


ボーダフォンのシェアが現状から極端に増えなければこのエントリアジテーションにしか過ぎない。非PCユーザにどうやってYahoo!コンテンツの訴求するのか」というブクマコメントを頂いた。


まず、アジテーションって言葉を知らなかった。こういうこと↓らしい。
http://dic.yahoo.co.jp/bin/dsearch?p=agitation&stype=1&dtype=1
勉強になりました。


その上で誤解を恐れずに言えば、私にとってのBlogとは朝日新聞ではなくフライデーだと思っている。車好き限定例でいえばXa-Car*1なのだ。つまり昨晩のエントリについてはアジテーションに類する事を半ば確信犯的に執筆していたと言えなくもない。だってBlogだもん、好き勝手書かせてよ、という幼稚な主張ではあるのだが、事実なので。


中学生レベルからの脱却を狙って必死に勉強中の英語で書くと"That entry was made for an agitation of discussion of Japanese mobile contents business in blogosphere."とかになるのかなぁ…。うーん何かofが続いてて変だのぅ


閑話休題
だが、「非PCユーザにどうやってYahooコンテンツを訴求するか」については「訴求できる」と考えているので、具体的にどうやるかについて述べてみたい。

  • 料金に敏感なユーザはどちらかと言うと女性 or ローITリテラシー
  • だから現Vodafoneにもそういうユーザが多い
  • 通話定額をやりだしたWilcomに女性 or Low ITリテラシー層が流れ込んだ前例がある
  • Softbankが低価格路線で攻めれば同様の流入が起きるのでは


という理論で、ひとまず女性 or Low ITリテラシー層がSoftbank(Vodafone)に流入すると仮定しよう。
その上で、私がSoftbank(というかYahoo)のコンテンツ担当であればどう攻めるか。


Yahooサービスの中でもコミュニケーション系を、
 携帯端末機能と融合する形で提供して行く。


具体的にはYahoo! Messanger, Yahoo! Chat, Yahoo 360(仮称)などを機器機能と融合させる。携帯電話のアドレス帳に電話番号を登録すれば、電話帳に「この人の日記を見る」ボタンが出てくる何てことができればどうだろう?*2


Yahoo!Messanger機能と深く結びついた携帯端末規格とすれば、Online/Offline表示は当然として、応答不可/チャットOK なんてステータスが電話帳から確認できるようになればどうだろう?


Webアクセス機能を使ってコンテンツを能動的に探しに行くパスを、ローITリテラシー層に浸透させるのは確かに難しい。だがしかし、このように端末とネットサービス(コンテンツ)との連動であれば、知らず知らずのうちに従来型携帯電話機能(通話・メール)を超えてユーザーの活動場所をWebサービス側へシフトさせることができるのではないかと思った次第である。


「コミュニティ利用だけじゃ意味ないじゃん」
「ユーザが金落とすのは何処なのよ?」
というお叱りを受けるかもしれないが、そこは(私の本業でもある)ハードウェア仕様&サービス仕様を融合して企画できるプロデューサーの、腕の見せ所である。例えば着メロ何にしてるか公開できるモードとか付けてみたら?? Yahoo!着メロでGETした着メロであればUnique-IDが付いてて曲名がわかるようになってて、電話帳で友達選ぶとその人の着メロが何になってるかわかる、と。「今日着メロ変えた友達は誰?」みたいなメニューをどこかに置いておくのもいいかもしれない。勿論視聴できるし、気に入ったらYahoo!着メロへの1発リンクが置いてあってそのまま1click購入できる、と。ほらお金が落ちた。


私だったら気になる女の子が着メロを変えててたら「お、今日はELTの○○か〜!前奏がイイんだよね」何てメールを送りたくなるし、親友が見知らぬ曲に設定しているのを目撃したらとりあえず通勤の合間に視聴して、良い曲なら買ってしまうかもしれない。…まぁ実際は音質とかDRMの問題があるから私みたいなPC依存人間はITMSで買ったりするんだろうけど。

他にも色々とアイディア出てきたけど、とりあえず明日会社で特許化できるかどうか検討してからにしたい(--;; ビジネスモデル特許で縛れるとは思ってないけど、もしかしたらもしかするとこれで特許収入が......無いか。ふぅ

(3/7 AM1:35追記)Yahoo!×Vodafone新戦略を妄想してみる(雑種路線でいこう)にて、南氏が大変近いコンセプト(電話帳とYahoo!360連携)を考えておられた模様。しかも日付を見ると私のエントリよりも2日前...無念。まぁ、より具体的な案まで落としたってことで一つ、ご容赦願いたい。

*1:http://www.sun-a.com/teiki/detail.cgi?i=25 こういう雑誌。未発表の新車情報について、読者が喜びそうな予想をしまくって扇動するコーナーが人気。「つぎのホンダ○○は何と300馬力を超えるらしい」「しかもフルタイム四駆で専用エアロパーツ付きだ!」「本誌の想像するスタイルはコレ!」みたいな。

*2:といっても上司に360の日記なんて見られたくないわけで、認証関係での一工夫が必要とは思うが。技術的には課題があるとは思えない