ナナロク・ハチロク交流会　〜IT企業はほんとに泥のように働かされるのか〜

ちょっと前に『１０年泥』ネタとしてSIerのおじ様方が色々と発言したことでIT業界に対するちょっとマイナスなイメージが強化されちゃったかなぁという印象があったので、小規模ではありますが下記のようなイベントをやってみようということになった。

どんな話をしようかなぁと考えているところなのだが、参加者が学生さん或いは社会人経験がまだそれほどない方(86世代)中心になることが予想されるので、ソニー、大手SIer、ベンチャー(ウノウ社)それぞれの業務って一体どんなことをやっていて、役職別にどんな作業分担がなされていて、どこまでを自社でやるの？どこからが外注なの？　といったところを聞いていきたいと思う。

そうすると、それぞれの会社における「仕事のイメージ」がつかみやすくなると思うからだ。実はこれ、私が就職活動したときにほんっとわからなくて困った点でもあった。内部でやるからこそ残業しまくってでもできるまでやらにゃぁいかん、なんて側面もあれば、だからこそやりがいがあって手に職がつく、なんて側面もある。外部に投げるから楽なんだよ、という点もあるけど投げるだけで本当にスキルになるの!?いやいや野球のピッチャーみたく、うまく投げるのってそんなに簡単なもんじゃないんですよ、とか。そういった話をちょっとしてみたい。

あとは折角すばらしいエンジニアの方々に来ていただけるということで、じゃぁエンジニアリング観点でどのへんがやりがいがあるのか、どのへんがやるせないのか、といったところも比較してみたい。

仮に参加者が10名だったとして、この会終了後にはうち3名が「やっぱ俺はソニーみたく大手メーカー派だな」3名が「Cerevoとかウノウみたいなベンチャーがいいな」そして他の3名が「俺は大手SIerが向いてることがわかった」といった意見をはっきり持てるようになっていること、というのを今回の目的にできればと思っている。

※車写真はイメージ。86世代ということでAE86レビン・トレノと、76世代ということで76年当時のレビ・トレということでTE27。ほんとはTE47を張りたかったのだが、マイナーすぎてFlickrのCreativeCommons画像にはTE47がなかったorz