これがシリコンバレー流か!Anki DRIVEのブースがぶっ飛んでいた@CES2014

Facebookに書きかけていたんだけれど、今年はBlogでしょうもない情報であってもちゃんと発信していこう年間と決めたのでBlogにする。で、Anki DRIVEのブースがスゴかったという話。

今年話題になったApp toy(スマホ・PC・タブレット連携玩具)はCES 2014にはほとんど出展してたんじゃないかってほど出ていた。で、WWDCで話題になった(…ってもう半年も前か!!)AIミニカー玩具『Anki DRIVE(アンキドライブ)』もCES 2014のLVCC South Hall Level1にでっかいブースを構えて....いた....んだけどこれがすごい変態的。

ブースは3×3(30ft x 30ft)の9コマという出展料だけで500万円近い場所を取っているのに、写真の通り四方を高い壁で囲んで中に入ることもできない。壁にはさぞかし宣伝文句が書いてあるのかとおもいきや、"Think you can win? It does too"と"It's ALIVE"の文字だけ。で、ブースの外には『俺たちとMeetingしたかったらces@anki.comまで"CES Meeting request"って件名のメールをおくってね』という看板がちょこんと置いてあるだけ。

もう知名度は完璧だから無駄な説明員コストなんて掛けず、Invited onlyで必要な商談だけしようじゃないかというスタイル。これがAppleお墨付きのシリコンバレー流Apptoy start-upのやりかたかぁ、と関心というかびっくりした次第。横綱相撲感半端ない。


Anki DRIVE CES2014Anki DRIVE CES2014Anki DRIVE CES2014


.....と、ここまで書いて思ったのだけれど、Anki DRIVEは2.4Ghz帯のBluetoothを使っている。実際に遊んでみたがかなりタイミング勝負なところもあって、テンポよく通信できないと結構辛い。CESの会場は世界で一番2.4Gz帯が混線するんじゃないかというほど2.4Ghz帯機器だらけでめちゃくちゃな環境になっているので、もしかするとそれを嫌って実機デモを広く公開しなかったのか? という気がしなくもない。100%の性能を見せられずに(混線のことを知らない素人に)悪い評価を書かれてしまうぐらいなら、クローズドで分かる人にだけ見せるほうがいいんじゃないか、という判断だったとしたらそれはそれで面白い話。真実は闇の中だけれど今度知り合いつながりでAnkiの人と会えたら聞いてみたいと思う。


※どーでもいいけどこの壁つくるだけで100万とか掛かるw