OSMO発表。DJIが意外にコンシューマー寄り製品に来たなぁという話

DJI OSMO( http://www.dji.com/product/osmo )が発表された。っつかタイミング中途半端だなとw 欧州のNABといわれるIBCに併せてどうして持ってこなかったんだよと思うんで今度聞いてみたい...。will begin shipping October 15ってことは何をどうミスっていようと先月のIBC段階ではほぼ最終版の試作機できていたはずだしねぇ。

で、価格。USD $649 かぁ、思ったより安く出してきたねという印象。

まぁモノはInspire1用のカメラを3軸ギンバルに乗っけただけ....ってぇことはこいつは製品としてカメラ込みの価格なんで、やっすいなぁ、と。まぁ本当にInspire1用のカメラかどうかはバラしてみないとわからないし、そもそもInspire1用のカメラをバラしてみたことがないんでどんな出来なのかもわかりませんがまぁ、それはそれ。

で、ですよ。ここからが本題。DJIはInspire1とRONINのラインナップを見るに、よりプロフェッショナル仕様に振っていって後続のチャイナ格安ドローンベンダーと差別化していくんだろうなぁと見ていただけに、ちょっと意外。この方向は短期的にはどーんと売上が伸びるんでいいんだが、どっかで揺り戻しするだろうなぁと思っていて、さーて、いつまでどれぐらい伸びていって、どこで揺り戻すかというのを楽しく見ていきたいと思う。

ちなみにGoProはチャイナベンダーだけではなくソニー等の大手家電・カメラメーカーの追撃もあったのでHERO3が出たぐらいから高価格・業務用路線に転換、展示会のブースサイズや説明員配置なんかもウォッチしてたんだが、面白いようにCESよりNAB、という感じでシフトしていって製品価格もMCのたびに上げて行ってなるほどなぁと見ていたところ。ちなみにHERO4 Sessionは出してすぐに100ドルも値下げする&低価格帯のHERO+を投入、というおいおいな展開になっていて、おっとーGoProの高価格帯シフトも結構きついのかーなんてことをFacebookでちらっと書いたのがつい先月。

さーて、DJIはこの後どっちにいくのか。実態としては本人たちも悩みつつなんだろうなぁと思いつつ、にやにやと眺めていようと思う。
http://www.dji.com/product/osmo


※どーでもいいけどはてダもそろそろ潮時だなぁ、ぱっとURL貼ったらOGPついてくれるタイプのBlogServiceに乗り換えようかなぁ。Livedoor+独自ドメインかなぁ、などと考えているところ