「通信ポコP」ふたたび!?

電源内蔵、手のひらサイズの無線LANトラベルルータ「WTR54GS-JP」
WTR54GS-JPは、持ち運びを前提にしたコンパクトな無線LANルータだ。ブロードバンドホテルの客室にあるRJ-45ポートに本製品を接続することで、ホテルの客室内で手軽に無線LANを利用できる。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/items/12777.html

とのこと。うーん、現代版「通信ポコP」か!?
あ、でも電池駆動しないのか...。


パソコン通信時代をご存じない方に簡単に説明しておくと、当時は「モデム」なる機械があれば、電話線がある所に行けばどこでもネットに繋ぐことができた。といってもデスクトップPCとタメを張るぐらいに重いノートPC or ラップトップPCを据え付け、モデムとPCをシリアルケーブルで接続してはじめてネット接続が可能となる...。そんな時代であった。


で、問題がひとつ。ノートPCはまがりなりにもバッテリで駆動できるが、モデムの稼動にはAC100vが必要で、さらにモデムは携帯のことを考えておらずどの機種もデカかった。そんな中登場したのが、小型化され,乾電池駆動が可能となった「携帯モデム」こと通信ポコPシリーズだったというわけ。


トラベル用途での小型化と、外付けルーター(モデム)の持ち歩きという2点から、Linksysのトラベルルーターに何となくその面影を感じた次第である。


http://www.linksys.co.jp/product/wireless/g/wtr54gs/wtr54gs.html