Chumby人気!? & 検索エンジンの使い方でユーザー層がわかる?全角大文字で検索するのはライトユーザー

ふとアクセス解析画面で今週の検索ワードをみていると、Chumbyの急上昇ぶりがすごい。長らく本Blogのサーチワード1位を占め続けてきた「ロゴ」を僅差で抜いて栄光の第一位である。ちなみに5月中旬の週をみてみるとワード「chumby」は50位〜60位ぐらいを低迷、件数も数件といったところだったのだが。ちなみにカタカナの「チャンビー」もしっかり14位ぐらいに入っているあたりも見逃せない。Tech系のユーザーばかりが検索しているわけじゃないんだなぁ、というのがこの辺を見てもわかる。

searchword

別にGoogleChumby検索したからってそれほど上位に表示されるわけでもなし、Yahooに至っては10ページ目?ぐらいという悲惨な状況なんだけれども、それでもここまで件数が多いとなると、相当注目されているんだなぁということがわかる。

Chumby恐るべし。


そうそう、ただのランキング情報報告だと情報価値があんまりないのでちょっとしたTipsを。検索リファラについてくる文字列が「全角大文字」だったり「英語表記商品なのにカタカナ表記(アイポッド、とか)」だったりすると、ああかなり"ライトな層(二アリーイコール、オヂサン層だったりすることも)"にも検索されている、つまりそういった層にも話題になっている商品なんだなぁ、というのがわかる。YahooでもGoogleでも同一順位ぐらいに表示されるサイトであれば「Yahoo経由が多ければライトな層が多く、Google経由のユーザーが多ければTech系のユーザーが多い」という単純図式が成り立つのだが、今回の本BlogにおけるChumby事例のように順位が大きく違う場合はこのパターンが参考にならないので、こういったところでみてみるとよい。

"ロゴ"についでこれまで検索が多かった"MBT"という健康シューズについては、全角MBTと半角mbtがかなり順位が接近していることがわかるだろう。ダイエットしたい、歩き方を綺麗にみせたい、という女性の間で話題になっている健康シューズの話題だけに....というわけだ。ここ数ヶ月のChumbyワードでの検索をみていると、Chumbyというアルファベットしかなかったものが、日本語版発売直後に「チャンビー」で検索する人がどばっと増えてアルファベットChumbyを追い上げてきている。このあたり、ああなるほどライトな人がライト系ネットニュースとかで知ったり、会社の会話なんかで知って調べに来たのね、というのが見えてくる。逆にあれだけニュースになったのにカタカナで調べる人があんまりいなかったとしたら、ライトな層には受けがよくないハードだったのね、という分析ができるわけだ。キーワード別ブラウザシェアなどの数値もあわせて確認していくと、上記推測を裏付けるようにカタカナ検索者はIEが多い、などのデータとなってでてくる。忙しい担当者がざっくりと分析するときに、このへんのノウハウを持っていれば時間節約になるはずだ。

※そろそろmonoマガジンとかTrendyでChumbyが取り上げられる時期かなぁ。だいたいハヤリモノはこれぐらいの露出数になってくるとどっかのモノ系メディアが動くよね