東京MXテレビ「ITニュース」にちょっとだけ出演。iPhone(旧)のデザインなどについて
KNN神田さんと、ASCII遠藤さんがやってるTokyo IT NewsってIT系ニュース番組にちょこっとだけ出演しました。放送は本日6/23(月)の17:55〜 です。といってもTOKYO MXは一部番組に限ってYouTubeに流してくれています。しかも驚いたのは"放送日前に"YouTubeで見れてしまうという点。これはひど^H^H^H^Hすごい。
映像はこちら→ http://jp.youtube.com/watch?v=ZG3qRW_pPEs
あんまり意味のあることは喋ってないんですが、カットされた部分など補足。
- 外装の仕上げについて私が喋ってる部分
- あんまり詳しくないんだけれど、まぁ一応家電メーカーの人だしぃ、ということで喋ってみた。カット&編集がはいってるので「カネかかってる」という観点と「日本の大手メーカー製ケータイにゃできない」という2面の意図があって発言。
- 採用されたのは垂直抜き(抜きテーパーなし)の話のところ。射出成型する部品において、垂直な面を作るためにはスライド型といった高度な金型技術を使わねばならず、製品1台あたりの外装コストが上がる。だから...かどうかはわからないが、日本のケータイにはデザインのものが少ない、という話。auのneonなど、前例もあるにはある。
- 上記とは別に面取りをほとんどしていない、という観点からいくと、ほんとに前例がない。面取りについてはこのあたりを参考にしてもらいたいが、日本の家電でここまで角が切り立っているものはまずないのではなかろうか。iPhone(初代)において稜線が最も際立つ部分は実は電話機本体ではなく、クレードルにある。これ、収録日にもって行けばネタになったのになぁ...。バリ取りをきれいにやらねばならない、ぐらいしかコストアップ要因はないものの、品質管理・リスク低減という観点から大手家電メーカー製品ではまず採用されなかった角度である。
- あと外装の仕上げという点では部品間の隙間の小ささが異常。初代iPhoneの□ボタンや音量調整ボタンとボディの隙間はほぼゼロ。身の回りのちょっとした家電(ケータイやデジカメ)をみても、これとおなじ隙間を見つけることはできないはずだ。
- 遠藤さんが「Appleはありものをうまく組み合わせるのがうまい会社」的なことを言っているところ
- 怖くてww しゃべれなかったこと
- 1年以上前のエントリーではありますが、「イソムラ式」にて全て書いてくれているのでこちらを参考。あれからニッポンのメーカーが何か変わったかというと、変わっていませんw "足"は確かに減ったかな。