ネット家電キャズム会議第3回 告知『健康家電とネットの今とこれから』

前回のニコニコ×VIErAからだいぶ間があいてしまって申し訳ない。お待たせしていた「ネットと家電のキャズムを超えろ!会議 第3回"健康家電とネットの今とこれから"」を開催することとした。

テーマは予告どおり健康家電×ネット。健康家電って何ぞや? という定義も曖昧だが、体組成計・血圧計・歩数計*1・尿糖検査機器・婦人体温計といった家電群を指す。個人的にはジョーバやロデオボーイといったマシントレーニング系の機器も含めたいところだが、あんまり広げると発散するかなーってことで今回は前者に集中させたいと思う。

ゲストは体重計で有名なタニタ社のネット部門であるタニタヘルスリンク社の代表取締役 坂井康展さん。タニタヘルスリンク社は先日うちのBlogでもReviewさせていただいた「からだカルテ」に対応したいわゆる「ネット連携健康家電&Webサービス」を提供しているお会社なので、健康家電×ネットを語るにつけて最適な方だろうということでお願いしてみた。

タニタヘルスリンクは、体組成計や歩数計などの測定機器と健康管理のWebサイトを連動させた、健康応援ネット「からだカルテ」をはじめ、Webシステム、ソフトウェアの開発、 健康機器の製造・販売など、楽しく続けられる健康生活を提案する新会社です。
http://www.tanita-thl.co.jp/

※お約束だが、坂井さんには会社を代表しての立場ではなく、個人としてイベントにご支援を頂くため、当日の発言などは全て個人的なものとなる


ネット家電というとどうしてもテレビとネットの融合などといった所謂「黒物家電」ネタが多くなる。最近だと百式田口さんが実施されたイベントもテレビだし、KNN神田さんやメタキャストさんが実施されたイベントもテレビ・DVRネタ。そして前回、前々回のキャズム会議もテレビネタと、ちょっとテレビ色が濃く出すぎているなぁと思っていたところだったので、敢えて正反対を突っ走ってみることにした。

だが、健康家電ってものは実はかなり自由度があって商品として面白くなる可能性を秘めていると思っている。特にテレビやゲーム機といった"権利モノのコンテンツ"を扱う商品は理想がどうあれコンテンツ供給側の都合に縛られ、大人の事情で実現できないことのほうが多くなってしまう。悲しいけどこれビジネスなのよね、とばかりに。

その点パーソナルデータを計測する健康家電については、データをどう使おうが(ユーザ合意が得られていれば)誰か第三者にとやかく言われる筋合いはない。もっとも、真っ白なキャンパスに絵を描くことは、マンガに落書きをするよりもはるかに難易度が高く、その点が健康家電のネット連携を難しくさせているのではと思うのだが。

とまぁ前置きが長くなってしまったが、タニタヘルスリンクの坂井さんと一緒に健康家電の現状を共有し、今後どんな可能性があるのかディスカッションしてみたいという諸氏は是非ともご参加いただきたいと思う。

開催概要

いつものキャズム会議の流れと同じだが以下の流れとしたい。1.まずは募集(場所決めず) 2.応募状況を見て会場を選定 3.後日会場決定し、場所等個別に連絡。 そういうわけなので、応募フォームのメールアドレス欄は間違いなきように注意して入力いただきたい。gmai.comなんて方がいて連絡つかないってことがたまにある..

※場所決定しました。「T's東宝ビル別館 502会議室」です

  • テーマ: 健康家電とネットの今とこれから
  • 内容:
    • まずは健康家電の現状について坂井さんからヒアリング。
    • 次に会場からQAやアイディアを募りつつ、和蓮和尚と坂井さんが健康家電の今後についてディスカッションする。
  • 開催日: 2008年9月2日
  • 開始/終了時刻: 19:30〜21:30 (19:00受付開始)
  • 場所: T's東宝ビル別館 502会議室 http://www.tsrental.jp/location/touhou/map.html
  • 会費: \1,000 (会場代)
  • 懇親会: 会終了後付近の飲み屋にて実施予定(上記会費とは別に\3,000〜\4,000程度)


下記FPNのフォームより申し込みください。
http://www.future-planning.net/x/modules/eguide/event.php?eid=76

以上

*1:所謂万歩計