"プロフ"はリアルの浅い人間関係を深くするキッカケに使える!てことはFaceBookで流行んじゃね?(ぉ

先日twitterにも書いたのだが、前略に代表されるプロフサービスって英語化してFaceBookアプリにしたら結構ヒットするんじゃなかろうか、という話。

ちょこちょこFaceBookをいじっているんだけどどーも面白くない。なんでだろうかと考えてみたところ、プロフィールがマジメっ娘すぎるのが原因なんじゃないかと思い始めた。もともとリアルでのコミュニケーションを促進するためのSNSだったことに起因するのだろうが、なんかビジネスツールっぽいカラーが出ていていまいち楽しめないのである。ツールであってコンテンツではない、といったっところか。

で、国内の携帯電話向けのコミュニティサイトを見ていると、プロフサービスがすごく面白い。あんなの10代の連中のオアソビさ、なんて思っていたけどこれが結構楽しいのである。元来人は真っ白なノートを渡して『何でも表現していいよ』と言われてもなかなか書き出せない生き物。プロフにはご存知のとおり100近い設問があり、誰もがすぐに書き出すことができる。また、複数の設問に対する答えが似通った人を見つけると妙に親近感が沸くものである。

でまぁ近いプロフの人にメールを送って『XXってアーティストがすきで、A型で、YY県に住んでて星座はキャンサーのデスマスクと知ってあまりに自分に近くてびっくりしました!ぜひお友達になってください』なんてやるわけである。

と、こう書くとプロフはどちらかというと「ネット上でバーチャルな人間関係を築くためのツール」と思われがちだ。しかし、リアルの浅い人間関係を補足する素晴らしいツールとしてもうまく機能することは意外に知られていない。パーティーで会って名刺交換だけしました、なんて間柄の人がプロフを嗜んでいれば、さらに関係を深めるための会話のきっかけをいとも簡単に得ることができるからだ。

「XXパーティでお会いしたYYです。先日はあまりお話できませんでしたが、今日プロフ拝見してZZがお好きと知ってびっくりしました。実は私も...」

てなもんである。FaceBookはリアルコミュニケーションがベースのSNSだからプロフなんて持ち込んでも意味がない、と言われるかもしれないが、あながちそうでもないかもよ?と思うわけである。

また、FACEBOOKmyspaceのユーザーを見ていると日本のケータイユーザーと被るところが幾つかあることに気付く。

  • 頻繁にアクセスして更新情報チェック
  • 時間を掛けてマイページをデコレーション
  • 個人に関わる趣味嗜好情報を書いてる

などなど。どうだろう、プロフを流行らせられそうな気がしないだろうか?

現状のプロフサービスに1個面白い要素を付け加えるとすれば、近いプロフを書いてる人が誰かを自動的に教えてくれる機能*1だろうか。サイドフィード社が提供する、近い内容のBlogを自動的に紹介するサービス「あわせて読みたい」のプロフ版とでも言おうか。

100個近い設問に加えて、上記の「近い人自動紹介機能」を実装できれば、それなりに面白いFACEBOOKアプリになると思うのだが。誰かFACEBOOKアプリに興味のあるエンジニアのかた、週末起業で作ってみませんか? 企画はやりますよ(笑)

*1:形態素解析で近い回答している人を引っ張って来ればよろし