0円でできる内蔵フラッシュ反射板を作ってみた...けど、名刺折っただけのほうが良い仕上がりorz

先日紹介した名刺ディフューザー兼バウンサーだが、シチュエーションによってはバウンスだけにしてしまったほうがいいこともあるだろうなぁと思って0円バウンサーを試作してみた。結果的に名刺バウンス&ディフューザーの効果には遠く及ばなかった、という話。

作ってみたのはこれ。
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材料はいらなくなったカード(クレジットカードみたいなプラスチック製のやつ)を折り曲げ、一辺をアクセサリーシューに刺さるようはさみで切って細くする。あまった名刺に台所用アルミホイルを巻きつけ、ゼムクリップで固定。
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で、これら2個のパーツをゼムクリップをうまく利用して固定。以上終わり。Too simple。工作時間2分(w
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フィギュア撮るのにフラッシュなんてつかわねぇだろ的コメントが多かったので、今回はヘッドフォン娘に被写体をお願い。

まずは直接フラッシュ↓
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で、今回のアルミホイル式バウンサー↓ うーん。なんかこう、のっぺーーっとするんだよね、バウンスだけだと。凹凸が無い感じというか。特に人を撮ったとき、生きてるものっぽくない感じがするというか。

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で、先のエントリーで紹介したバウンサー兼ディフューザーを使うと...↓
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ヘッドフォン下に多少影は出るものの、ディフューズされて拡散されつつ正面から当たる光と、天井にバウンスして上から降り注ぐ光がうまくバランスされている。名刺1枚とはいえ、恐るべき効果である。まぁでも今回作ってみたアルミホイルバウンサーは無駄ではない。正面からは光を当てたくない被写体ってものも存在するからだ。


写真エントリーを書くといつもブクマやコメントで色々と意見がでてくるのは、シチュエーションや被写体、撮影者が望む仕上がりによって正解は無数にあるため。名刺バウンサー兼ディフューザーがあれば万事全てが解決、というわけではないからだ。



ただ、0円でできて財布や名刺入れに入れて持ち歩くことができ、これだけの仕上がりが出てくるところがポイントなのである。



締めは鶴屋さんで。特に意味は無い。
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