車の写真を美しく撮る方法 その1 〜RAW現像でシャープネス掛けて彩度UP〜

スマホだと違いが分かりにくいのでPC等大画面で見ることをオススメするエントリです

同じ被写体を撮ってるのに、カメラ好きの人のほうが綺麗に撮れて俺はダメダメ....なんて経験はないだろうか。カメラ好きの人はいいレンズを使っているからだ、だから俺も...と、レンズ沼にハマる前に、RAW現像ソフトを試してみてほしい。

特にクルマ写真は色がなかなかいい感じに出ずにくすんで見えることがままある。紺色やワインレッドといったいわゆる"深い"色合いだとなおさらである。これがRAW現像で見違えるので是非試してみてほしい。

RAW現像というと難しいイメージを持つ方が多いが、やることは2つだけ。

1.シャープネスをかける(アンシャープマスク処理)
2.彩度を上げる

以上。勿論、レンズブラーやRAWノイズ対策も重要なんで掛ければいいが、とりあえずJPGでしか撮っていない人は黙ってRAWで撮ってシャープネス掛けて彩度UPしてみてほしい。『あ、クルマ雑誌に載ってるアノ色だ!』という感じに、誰でも簡単に仕上げることができるはずだ。

下記2作例を見てみてほしいが(Clickで500pxとFlickrのそれぞれ大きな画像にLink)、RAW現像後の写真のほうが『パキッ!』とシャープで『こってり』と色が乗った写真に見えるはず。高級レンズの売り文句やkakaku.com BBSの書き込みでは、高いレンズを買えばこってりといい色が載ってパキッとシャープな絵が撮れる的なことが書いてあるが、別に安物レンズでもRAWで撮ってシャープネスUP&彩度UPで現像すると相当良くなりまっせ、と。勿論、高級レンズを使ってさらにRAW現像で....とやればもっとレベル高いところまで行けるので高級レンズを否定するわけではない。が、高級レンズRAW処理なし、とそれなりレンズRAW処理あり、だと少なくともクルマ写真だと逆転しかねない。それぐらいクルマ写真には彩度処理とシャープネスが大事だってことでを伝えたかったのだ。

百聞は一見に如かず、下記のサンプルを見てその効果を理解してもらえると嬉しい。


JPEG撮って出し(RAW現像ソフトなし)
IMG_3532

↓RAWで撮ってRAW現像ソフト使用(彩度UP&シャープネスUP)


Photograph 911 Porche GT3 by Waren Osyo on 500px




JPEG撮って出し(RAW現像ソフトなし)
IMG_9063_DxO


↓RAWで撮ってRAW現像ソフト使用(彩度UP&シャープネスUP)


Photograph Range Rover Evoque in London by Waren Osyo on 500px

JPEG撮って出し(RAW現像ソフトなし)
3531pre

↓RAWで撮ってRAW現像ソフト使用(彩度UP&シャープネスUP)


Photograph Untitled by Waren Osyo on 500px